KANNUKI 168
全面焼き杉貼りの江戸時代の蔵。小さな扉を開けて一歩中に入ると、天井いっぱいの吹き抜け空間が広がります。四方は厚い土壁に守られ、窓は明かりとりのハイサイドライトがひとつのみ。すがすがしい解放感のなか安らぎに包まれる格別の体感。
時が止まったかのような蔵の中。その沈静なる空間が、感覚を鎮め、五感を澄み渡らせます。濁流のような日常を離れ、ノイズから解放される清々しさを体験していただきたい。インテリアや備品も無駄を削ぎ落としてシンプルに構成しました。
睡眠の深さにきっと驚くことでしょう。沈黙が聞こえるほどの静寂と、蔵の暗闇。天井高を抑えた寝室に、ベッドは京都の老舗寝具店IWATAの特注品。頭の芯が澄みわたる、極上の目覚めへ誘います。
ホーム閂168